うっかりエンジニアのメモ

未来の自分に宛てたメモ

声で家電をコントロールしたい(Google Homeの話)

今風の言葉で言えば「ホームオートメーション」の一種なのかな。 数年前にTwitterでエアコンをオンオフして家についたらガンガンに冷房効いてる環境を実現した(以下記事)ので、前から興味あったのだけど、去年ヨドバシがGoogle Home miniの叩き売りしてるの見て、今度は声でいろんな家電をコントロールできると良いなと思った。 entropiajp.hatenablog.com

したいこと

  • 寝る前に、布団に入ったまま照明テレビエアコン消したい
  • 朝起きたら、照明とテレビをつけたい

用意するもの

Nature スマートリモコン Nature Remo mini Remo-2W1

Nature スマートリモコン Nature Remo mini Remo-2W1

Nature Remoは赤外線リモコンしかコントロール手段がない家電をスマート家電化させるハブ。Nature RemoはGoogle Homeに対応しているので、Nature Remoを用意することで声→Google Home→Nature Remo→家電のルートで家電に任意の赤外線を飛ばせる。普通のリモコンってかなりシビアに家電の方向に向けないと反応しないものだけど、Nature Remoの場合は設計上の謎の工夫がされていて、その家電が見えていれば向きはあんまり気にしなくてもちゃんと赤外線が届く。すごい。(昔Arduinoで赤外線飛ばしたときめちゃくちゃ大変だったので…)

操作したいもの

  • シーリングライト
    • 普通のシーリングライト。赤外線リモコンでオンオフや照度の調節ができる
  • LEDテープライト Koogeek LS-1
    • テレビの後ろの間接照明。音声操作を見越してGoogle Home/Apple HomeKit対応のものを買ってあった
  • テレビ
    • BRAVIA KJ-55A8F 2018年購入の割と新しいモデル
    • Google Assistant built-in搭載なので楽勝だろうと思いきやそんなことはなかった(後述)
  • エアコン
    • DAIKIN製の一般のご家庭にあるタイプ

KoogeekのLEDテープライトは音声操作しなくても面白い↓

準備

アプリをダウンロード

Google Home

Google Home

  • Google LLC
  • ライフスタイル
  • 無料
apps.apple.com
Nature Remo

Nature Remo

  • Nature, Inc.
  • ユーティリティ
  • 無料
apps.apple.com
Koogeek Home

Koogeek Home

  • TOMTOP
  • ユーティリティ
  • 無料
apps.apple.com

初期設定

KoogeekのLEDテープライトLS-1をコントロールしたいので、Koogeek Homeのセットアップから。とはいえ、このライトはApple HomeKitに対応しているので、ライトの電源部のシールに印刷されたコードをiPhoneの「ホーム」アプリで読み取るだけでOK。

次に、赤外線リモコンを使うシーリングライトとエアコンをNature Remoに登録する。このへんは公式サイトにもガイドがあるので省略。

Google HomeBRAVIAの電源オンオフはできない

公式「できる場合もありますが、ソニー側で動作保証はしておりません。」 スマートスピーカー(AIスピーカー)とブラビアをつなぐ | Android TV™ 接続情報 | テレビ ブラビア/ベガ | サポート・お問い合わせ | ソニー

BRAVIAをセットアップしようとして調べてみたらこの記事↑。 割とびっくりしたんだけど、Android TV乗っけた2018年のBRAVIAは、Google Homeで電源オンオフに対応してない。 しょうがないので、Nature RemoでBRAVIAのリモコンを普通に学習させることに。

セットアップ

この状態でも、アプリからはそれぞれの家電をコントロールできる。Google Home miniに話しかけてコントロールするためには、もうひと手間が必要。

Google Home miniをGoogle Homeアプリのデバイスとして追加する

Google Homeアプリにはまだなんのデバイスも登録されていない。まず、Google Home miniを登録する。

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左上の+をタップ

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「デバイスのセットアップ」

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「新しいデバイスの設定」

KoogeekのLEDテープライトをGoogle Homeアプリのデバイスとして追加する

上の手順の最後のタップを「セットアップ済みデバイスのリンク」にして、Koogeek Homeを追加する(「Koogeek Life」ではないので注意)

Nature Remoに繋がった家電をGoogle Homeアプリのデバイスとして追加する

Koogeekと同じ手順でNature Remoを追加する。

ルーティンの設定

これまでのセットアップで、すでに音声による個別の家電操作はできるようになっている。でも、いちいち全部の家電名を呼んで消すのは疲れる。

そこで、Google Homeにはルーティンという機能が用意されていて、あらかじめ決めておいた言葉で声を掛けると、指定した操作をまとめて実行してくれる。
設定 > その他の設定 > アシスタント > ルーティン をタップすると、ルーティンの設定画面になる。デフォルトで「おはよう」とか「おやすみ」などが定義されているので、たとえば「おやすみ」のルーティンに「シーリングライトをオフ」「LEDテープライトをオフ」「エアコンをオフ」「テレビをオフ」を設定しておく。すると、「OK Google, おやすみ」と言うだけで全部実行される。素晴らしい。

できた