うっかりエンジニアのメモ

未来の自分に宛てたメモ

共創と叫ぶ前に一端の専門家になる

先日聞いた弊社の偉い人の話が面白かった。(以下、意訳)

「自社だけで良いプロダクトを生み出せなくなった段階ではじめて"共創"だの"オープンイノベーション"だの言い始めるのはアンチパターン。自分達が良いプロダクトを生み出せている状態で"共創"を求めることで、外部の素晴らしいプレーヤーは自社の強みに惹かれて協働してくれる」

首がもげるほどうなずいた。 この考え方はそのまま個人対個人にも言えることで、DX部門みたいな、他部署と協業しないと仕事にならない部署の人たちは、まず何でもいいので、具体の価値を提供する何某かの専門家になるべきだと思う。ここでいう専門家というのは別に業界の第一人者とかそういうレベルである必要はなくて、小さくてもいいから具体の価値を提供できればいい。掛け算を考えるのはそのあと。

こういうスタンスであれば、自分の普段の仕事で1mmもAI活用してない人が、全社にAI広めようとする、みたいなことはまず起きない。

よく聞くDX推進がうまくいかないという話、超高度な先端技術の理解不足とか高度な政治的問題が原因であることなんて稀で、ほとんどは上記の「よくわからないおじさん」が推進してるから、というすごくシンプルな原因なんじゃないかな。

共創と叫ぶ前に、まず一端(いっぱし)の専門家になる。